植林活動 これまでの植林実績 157,926 植林スタンバイ数 18,991

第13回 2011年8月 内モンゴル自治区 - ササボク28,000本

 

2011年8月、 アース・ブレークスルーを通じて、内モンゴル自治区内阿拉善盟へササボクを28,000本植林いたしました。

現地レポート

中国・内モンゴル自治区にある阿拉善(アラシャン)盟は、砂漠化が深刻で、日本にも春先によく飛んでくる黄砂の発生源のひとつになっています。この地も昔は木々の緑が多く見られたのですが、放牧のやり過ぎなど幾つかの要因で土地が荒れ、砂漠が広がる結果を招いています。

アース・ブレークスルーは、この地で「オイスカ・インターナショナル中国」と協力して、村落エリアでの「手作業による植林」と、村落から離れた半砂漠エリアでの「飛行機植林」(飛行機で上空から木の種を播く方法)をすすめています。

昨年に引き続き、今年2011年もグリムスさんから貴重なご寄付を頂きました。心より感謝申し上げます。今年も昨年に続き、「梭梭(ササボク)」という木2万8千本の植林に充てさせていただきました。この木は砂漠の乾燥に強く、根っこに漢方薬となる菌を寄生させることができます。梭梭が元気に育てば育つほど、根の菌も育ち、3年後には肉従蓉(ニクジュヨウ)という漢方薬の原料が収穫できます。こうして「植林」と「村人の現金収入」の一石二鳥となるため、この木を推奨しています。

今年は、植えた木が1本でも多くしっかりと育つために、保水材と野ウサギの忌避剤を、植林の時に活用しました。肉従蓉の菌を木の根に接種する際に、保水材を混ぜると90%以上の接種率になりました。また、野ネズミの食害も、忌避剤のおかげで1割程度に抑えることに成功しました。

目下の課題は植林の拡大とともに、村人の現金収入の手段を増やすことです。そこで今年は実験的に「砂漠ネギ」の種まきも試みました。砂漠ネギはいろいろな料理の薬味に使われていますが、今までは天然に生えているものがほとんどで、人工栽培はあまり例がありません。こうした作物を植林エリアの土地に育てていくことを目指しています。また、養鶏やエミューの飼育も軌道に乗りつつあります。

これからの苗木の成長と、村人の生計手段の向上を目指していきます。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

植林委託NGO
アース・ブレークスルー アース・ブレークスルーは、「環境難民の発生を抑止すること」をミッションとしています。
環境難民とは、砂漠化・干ばつ・海水面上昇など環境や気候の著しい変動によって、移住や避難を余議される人々のことを指します。 国連大学の調査によると、「西暦2010年までに全世界で5,000万人を超える環境難民が発生する」といわれています。
環境難民という概念自体は、1980年代頃から研究者や国際援助機関の関係者のなかで論議されてきました。 しかしながら、その後現在に至るまで、事態は改善するどころか悪化しているというのが衆目の一致するところです。

いま求められているのは、「革新的な問題解決策」(ブレークスルー)を見出し、実行していくこと。 「アース・ブレークスルー」という名称には、そんな思いが込められています。

NGO名称 アース・ブレークスルー (英語表記:Earth Breakthrough)  [OFFICIAL SITE]
所在地 〒106-0032 東京都港区六本木3-1-27-2F
設立年月 2009年3月
代表者 菅 文彦
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