植林活動 これまでの植林実績 157,926 植林スタンバイ数 18,991

第9回 2010年8月 内モンゴル自治区 - ササボク、サカイソウ40,000本

2010年8月、アース・ブレークスルーを通じて、内モンゴル自治区阿拉善盟へ40,000本のササボク、サカイソウを植林いたしました。

現地レポート

中国・内モンゴル自治区にある阿拉善(アラシャン)盟は、砂漠化が深刻で、日本にも春先によく飛んでくる黄砂の発生源のひとつになっています。この地も昔は木々の緑が多く見られたのですが、放牧のやり過ぎなど幾つかの要因で土地が荒れ、砂漠が広がる結果を招いています。アース・ブレークスルーは、この地で「オイスカ・インターナショナル中国」と協力して、村落エリアでの「手作業による植林」と、村落から離れた半砂漠エリアでの「飛行機植林」(飛行機で上空から木の種を播く方法)をすすめています。

今回グリムスさんから頂いたご寄付は、阿拉善盟にある「吉蘭泰1・2・3地区」での手作業による植林に使わせていただきました。植えるのは「梭梭(ササボク)」という木が中心です。この木は砂漠の乾燥に強く、根っこに漢方薬となる菌を寄生させることができます。梭梭が元気に育てば育つほど、根の菌も育ち、3年後には肉従蓉(ニクジュヨウ)という漢方薬の原料が収穫できます。こうして「植林」と「村人の現金収入」の一石二鳥となるため、この木が選ばれました。

植林目標面積は、合計で250ヘクタール(東京ドーム約60コ分)。木の本数にして数十万本レベルになります。そのうち4万本分を、グリムスさんからのご寄付で充当させていただきました。植林作業は、地元の農牧民が休む間もなく、砂に足を取られながらも頑張って行われました。植えたの後の「水やり」もひと苦労で、車に水タンクを載せて植林地を巡り、手作業で水を撒いていきます。

これからの苗木の成長を、大切に見守っていきたいと思います。

※注)飛行機植林につきまして:
今年(2010年)は、阿拉善盟が例年以上の干ばつに襲われました。「飛行機植林」は、種を播いたあとに雨が降ることを見越して実施するのですが、肝心の雨が期待できず、予定どおりの実施が困難となりました。そのため今回のご寄付は、「手作業での植林」に活用させていただきました。

植林委託NGO
アース・ブレークスルー アース・ブレークスルーは、「環境難民の発生を抑止すること」をミッションとしています。
環境難民とは、砂漠化・干ばつ・海水面上昇など環境や気候の著しい変動によって、移住や避難を余議される人々のことを指します。 国連大学の調査によると、「西暦2010年までに全世界で5,000万人を超える環境難民が発生する」といわれています。
環境難民という概念自体は、1980年代頃から研究者や国際援助機関の関係者のなかで論議されてきました。 しかしながら、その後現在に至るまで、事態は改善するどころか悪化しているというのが衆目の一致するところです。

いま求められているのは、「革新的な問題解決策」(ブレークスルー)を見出し、実行していくこと。 「アース・ブレークスルー」という名称には、そんな思いが込められています。

NGO名称 アース・ブレークスルー (英語表記:Earth Breakthrough)  [OFFICIAL SITE]
所在地 〒106-0032 東京都港区六本木3-1-27-2F
設立年月 2009年3月
代表者 菅 文彦
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