緑のサヘル | グリムス(gremz)

第1回 NGO「緑のサヘル」にアレコレ聞いてみました!

グリムスの植林パートナーNGO団体「緑のサヘル」代表理事の岡本さんに、日々の活動から、素朴な疑問まで聞いてみました。

「緑のサヘル」代表理事の岡本さんの紹介
1991年に八ヶ岳中央農業実践大学校で10か月の実習を経た後、1992年青年海外協力隊員としてセネガルに赴任、3年間野菜の栽培指導に従事しました。 帰国後、1996年に在外公館派遣員として旧ザイールに赴任しましたが、内戦が激化したため半年後に帰国しました。 1997年に緑のサヘルに参加し、チャドプロジェクトの現地責任者を経て、現在は代表理事を務めています。
緑のサヘルの活動を簡単に教えてください。

アフリカ・サヘル地域に属するチャド共和国とブルキナファソにおいて、「環境保全」と「生活保障」をテーマに、砂漠化防止プロジェクトを行っています。
「生活保障」は聞きなれない表現だと思いますが、例えばこの二カ国では、環境保全活動を行う以前に、 食糧や飲料水の確保といった日常生活にとって基本的な要素が不安定であるため、そこに住んでいる住民の生活基盤への支援を行う必要があります。 このようにして、まず、環境保全活動ができる生活作りをしなければなりません。
そして、住民の生活を取り巻いている周辺環境は、住民にとって薪を集めたり、家畜の餌をとったり、食材や民間医薬品を採取する「生活空間」として位置づけられています。 だから、「緑のサヘル」は、環境保全とは住民の生活保全であり、住民がその地域にこれからも住み続けていけるよう保障するものであると捉えています。

具体的には、3つのジャンルを設けて取り組んでいます。
「積極的に緑を殖やす」
「現存する緑を減らさない」
「住民生活の改善」

また、「緑のサヘル」では、地域住民自らによる恒常的な環境保全を実現するため、活動は全て住民参加を基本としています。 ここ数年は育苗・植林の計画立てと実作業、植生保護区の設置と自主管理、改良カマドの普及と設置等、住民組織側が積極的に主導する活動が多くなっています。

その中で岡本さんの役割を教えて下さい。

代表という立場上、会全体のことを考えています。
例えば、会を存続させ、安定させるための活動全般です。
活動費を自分たちでまかなえるための仕組みづくりが課題です。 賛助会員の皆様のご支援の他、オリジナルカレンダーの販売による収益など、様々な形で活動費を獲得できる土台を用意したいと考えています。 また、以前と同様、コーディネーターとして現地に出張することもあります。

グリムスとのパートナー契約に至った理由は?

まずは「私たちの活動を認知してもらいたい」という思いの中でWEBを活用したいとは前々から考えていました。 今までのようにWEBで活動レポートをアップして読んでもらうだけでは、大きな認知には発展しないだろう、と思っていました。
そんな時にグリムスさんからお電話をもらい、実際に会ってサービスの説明を受け面白そうだなと感じ植林活動の部分を引き受けることにしました。 グリムスさんを通じて私たちの活動が少しでも皆さんへお伝えできればと思っています。

活動現場の疑問編 ~気になるアレコレ~

グリムス: 主に活動されているチャドでは「日本」という国はどの程度知られているんですか?
岡本さん: 普通に知ってますよ~。トヨタや三菱の車が走ってますし。ソニー製品だってあります。あ、面白い話がありますよ(笑) よくブランド品のニセモノが出回るじゃないですか。それのチャド版なんですけど。
グリムス: 何ですか?何ですか?
岡本さん: チャドではね、車のエンブレムってファッションでしかないんです。
グリムス: んん??どういうことでしょう?
岡本さん: ホンダの車なのにトヨタのエンブレムを付けたりしてますね。基本的に簡単に取り外しが可能なので(笑)
グリムス: す、すごいですね。なんでもありじゃないっスか(笑)

グリムス: 活動現場での苦労を教えてください。
岡本さん: 樹を植えても家畜が食べてしまうんですよ…
グリムス: ありゃ~。
岡本さん: 一般的に植樹というと地球温暖化対策ばかりに注目されがちですが、現地では生活を営むための植樹が存在します。 例えば果実であったり、防風林であったり。だから単純に植えるだけじゃダメなんです。植える目的、植えた後が大切なんです。
グリムス: なるほど。現地の人との関わりが大事なのですね。

素朴な疑問編 ~植林活動に関係ないことばかりですが~

グリムス: 現地の人との会話はどうしてるんですか?
岡本さん: 基本的にフランス語です。(チャドはフランス語、アラビア語が公用)
グリムス: フランス語が話せるんですね!
岡本さん: アラビア語も挨拶程度なら話せますよ
グリムス: あ、あらびあ語ですか…
岡本さん: チャドの挨拶って「こんにちは」だけではなく5分くらい話すんですよ。 元気か?とか、家族は?とか、父は?子どもは?みたいに身のまわりのことまで話すんです。
グリムス: 道行く人たち全員と挨拶してたら1日が終わっちゃいますね(笑)

グリムス: 現地では携帯とかって通じるんですか?
岡本さん:
主要都市の近辺なら大丈夫ですよ。たぶん、皆さんが思っているよりは整備が進んでいると思います! だってインターネットカフェがあるんですよ!
グリムス: ホントですかぁ~?
岡本さん: OSはWindows98だし、ダイヤルアップのネットカフェですけどね(笑)しかもウイルス対策なんてまったく無し!(苦笑)
グリムス: おぉ~。

グリムス: 現地で恋が芽生えたことってありますか?
岡本さん: 恋ですか…(笑)私のの活動としては、現地との直接的なやり取りがあまり無いのでそういったことはありませんね。 日本人はコーディネーターとして機能していて、実際の植林活動は現地の団体が行っています。 接する機会の多い青年海外協力隊だと恋物語もあるようですがね。うふふ…。 (注:岡本さんは青年海外協力隊出身です。あやしい。)

グリムス運営チームより

仕事帰りの少し遅めの時間帯でしたが快くインタビューを受けて頂けました。 ご協力ありがとうございます! 疑問編では、数々の無礼、無知な質問にもお答え頂きました。
まだまだ紹介しきれなかった記事、疑問がありますのでまた次回の「アレコレ聞いてきました!」にてご紹介したいと思います。

緑のサヘル 「緑のサヘル」は、サヘル地域の砂漠化を食い止め、危機的な状況にある住民の生活を改善することを目的に、1991年3月に設立されました。
翌1992年2月にはチャド共和国、1996年11月にはブルキナファソにおいてプロジェクトを開始しました。 また、2006年4月からはサヘル地域の外にも活動を広げ、タンザニアにおいてもプロジェクトに着手しています。

NGO名称 緑のサヘル  [OFFICIAL SITE]
所在地 〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町16番地田澤三ビル3階
設立年月 1991年3月
代表者 岡本 敏樹
事業対象分野 植林・森林の保全、農村開発、農業、適正技術、給水・水資源、食糧・飢餓、女性
提携NGO募集 運営会社 スタッフブログ ニュースリリース よくある質問 パスワード忘れ 利用規約 メディア掲載 フォトスペース