挺身に想う...

お久しぶりです、極楽とんぼです。

10月に入りめっきり秋色が濃くなり、グリムスでも徐々に先週あたりから、
マスク姿をよく見掛けますが、皆さんは風邪など召されていませんか。

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初投稿の際にお約束した(?)とおり、
気まぐれな投稿をご容赦ください。m(_ _)m

前回は少しでも厳しい残暑を和らげていただこうと、
ストーリーテーラー気取りでショートストーリーにお付き合いいただきましたが、
今回は最近起こった2つの事件から、極楽とんぼなりに想うところがあり、
気まぐれな投稿をさせていただきます。

ひとつは、メディアでかなり大きく報道されていたので、
皆さんの記憶にも新しいことかと思いますが、
その事件は、踏切で父親の運転する車に同乗し、
列車の通過待ちをしていた女性が、
踏切内で蹲っている高齢の男性を見つけ、
その男性を助けるために自分も踏切内に立ち入り、
男性は難を逃れたものの、
助けに行った女性は不幸にも亡くなったというものです。

一方で、もうひとつは同じ頃にこんな事件がありました。

北海道で鉄道の保線に携わる契約社員が、
「仕事を休めるかも」という短絡的で身勝手な思いから、
線路に針金を置いて列車の運行を妨害したというものです。
幸い事故には繋がらなかったことが救いで、
大きな報道ではありませんでしたが、
不心得者の極みと云っても過言ではない事件でした。

この2つは、同じ人間が為す行為として、
天と地ほども大きな差を感じさせる
対極にある事件ではなかったでしょうか。

そんな2つの事件から突然ですが、
極楽とんぼは「挺身」という言葉を思い出しました。
辞書には「率先して身を投げ出し、困難な物事にあたること。」
と書かれていますが、最近ではあまり馴染みのない
言葉のひとつになってしまっているようです。

しかし、横浜で起きた踏切内立ち入り事故は、
まさにそんな馴染みのない言葉「挺身」を
地で行くものではないかと感じました。

事故のあと、踏切内へ立ち入った女性の行動に対して、
賛否両論が飛び交っていて、メディアには鉄道会社からのコメントとして、
「女性の行動が美談化され、同じような状況に出来わした時、
無理に踏切へ立ち入ることは差し控えて欲しい。」などといった掲載もありました。

このように世論はどうであったとしても、
この女性が身を挺してひとりの老人の命を取り留めた事実に変わりはありません。

自己犠牲が必ずしも美徳であるとは云いませんが、
「挺身」という言葉をいつまでも忘れたくないと強く想う極楽とんぼでした。

☆極楽とんぼ☆

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