秋の夜長に・・・

こんにちは、マリモです。
学生時代に一度ハマった本をまた読みたくなり、
久しく保管していた本箱の中から探し出したのがこちら。

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『新源氏物語(上)(中)(下)』
-著・田辺聖子-

本であれ映画であれ、何度も観る度に新しく発見する事ってないですか?
この源氏物語を最初に読んだのは、高校生の時。
昔から和服が好きだった私は、
雅やかに表現されるこの類の本に目覚め、
学生時代は自分の中で自由に膨らませた情景を楽しみながら読みました。

初めてこの物語に触れたときには、
「女性に優しく繊細な気質だけど、結局はただの女たらし・・・」
のイメージだった源氏の君ですが、
自分が大人になるにつれ物語を観る角度も豊富になり、
気遣い、奥ゆかしさ、誇り、家族愛、果ては政治的戦略、世の情け、大人の愛・・・等、
いくつも楽しめる要素が増えていることに今回は感動しています。
また、言葉づかいもおもしろく、その奥行にはため息がでますね。(#^.^#)

物語の中では時間の流れもゆるやかなので、
ストレスを感じて疲れたときに読みふけると、
心が静まるだけでなく、優雅な気分になれるのも楽しいです。

学生時代、与謝野晶子さんの源氏物語にもトライしましたが、
私には高度すぎて眠たくなってしまい・・・z z z。
田辺聖子さんは、難しい語彙を、現代語でありながら情景はそのままに
表現されているので、古典が苦手な私にも想像を膨らませるには十分です。
御簾の垂れ具合や衣ずれの音、牛車のすれ違う光景、謳読みの席・・・、
それこそ庭木の葉の一枚に至るまで、目の前にあるかのよう。。。

・・・と、こんな感慨にふけりつつ、昔読んだ頃の自分との違いに気付きつつなので、
今回はかなり“のらりくらり”と読んでいます。
いつか、与謝野晶子さんに再チャレンジしたいですね。

因みに新源氏物語を思い出す前は、
大人気となったテレビドラマの大奥では日の当たらなかった、
将軍の姫君や奥方の生涯本にハマッていました。
千姫や和子姫・幕末では篤姫等で、読みやすい本が出ていますね。
こちらは、武家らしく戦略視点が多いので、テンポも違えばムゴい話しも多いのですが、
なかなか“女の戦い”については平安も江戸も興味深いです。
ただ、かなりの登場人物になるので、できれば家系図を片手に読みたいです。。。

さぁ、いよいよ秋の気配。
「秋の夜長に~」って、
毎日バタバタと忙しく、夜も全然長くはないですが、
源氏に続く、秋の夜長を堪能できる本を、今から探しておこ~っと。

☆マリモ☆

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